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迷い猫捜索チラシの作り方③ 屋外に貼るポスター・チラシを作る

私が猫を探していた時、屋外に掲示するためのポスター用チラシは、猫探偵の塩谷さんに捜索を依頼した際に作っていただきました。

こちらです。↓↓↓
迷い猫捜索チラシA5 屋外で貼り紙するタイプ

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迷い猫捜索ポスターチラシ作成のポイント

1. 縁取りで人の目につくようにする

見本のチラシは太い赤と、内側に細い緑で縁取りがされています。
こちらは冬用で、この配色が一番目につきやすいとのことです。
夏場は逆に、外側が太い緑で、内側を細い赤にしているそうです。

2. ポスターチラシのサイズはA5(A4の半分サイズ)でコンパクトに

A4だと大きすぎます。
パッと見てすぐに全体が認識できるA5サイズがベストのようです。

紙が大きいと貼るのに手間がかかります。
屋外でチラシを貼るのは、風の影響などがあり思いの外手間取ります。
貼ったときに見づらい上に、破れやすくなり、風で飛ばされたりするので長持ちしません。

A5サイズならばA4用紙に2枚入るため、印刷コスト的にもA4の半分の金額で済みます。

迷い猫捜索用ポスターチラシA5サイズ

A4に2枚レイアウトしたものをカラーコピーして半分に切って使っていました。

通りがかりの人などに手渡しする場合にも、小さいサイズだと折りたたまれずに見てもらえるというメリットがあります。

3. シンプルな内容で情報は多すぎないように

猫探偵さんによると、屋外に貼るチラシは極力シンプルなものがいいとのことです。
細かい情報は必要なく、パッと見て「こんな猫を探している」とわかるようにします。

貼り紙用はシンプルに、余計な情報は載せません。

顔と全身がわかる画像
猫の名前
オス・メス
年齢
わかりやすい特徴(簡潔に) 例)白黒、白茶、黒いシマシマ など
連絡先の名字と電話番号

猫の画像の背景は消してしまうのがベストだそうです。

4. 特徴は誰が見てもわかるような表現で

ちゃぶこのチラシには大きく「こげ茶モヤモヤ猫探しています」と書かれています。
これは見た目の特徴を「猫に詳しくない人」にもわかるように表現したものです。

猫に詳しくない人は猫の柄を「キジトラ」などと言われてもわからないと思ってください。
そもそも飼い主以外が猫を見ても、柄の違いなどの区別はつかないのです。

5. あえて余計な情報を省く

また、「△△町△△丁目で行方不明」のような、場所を特定するような情報はあえて記載していません。
チラシを見た人に「△△町辺りで迷子になったのなら、まさかこんな場所にはないだろう」というような先入観を持たれないようにするためです。

目につきやすく、なおかつ余計な情報を排除して、「猫を見つける」という結果を出すために考え抜かれています。

こちらは現物のみでデータがありませんので、出来上がりのデザインのみ参考になさってください。

6. その他アドバイス

猫探偵の塩谷さんのホームページには他の猫ちゃんたちのチラシが掲載されていますので、ご覧になると良いと思います。
↓↓↓
猫探偵社

ちょっと喋りがせっかちな感じの一風変わったおじさま(笑)ですが、ちゃぶこの捜索時にはたくさんのアドバイスもいただき、大変親身に捜索してくださいました。

塩谷さんによるアドバイスとして、ポスター作成で大事なことは、猫の特徴を「見た方の記憶に残るようにタイトルにすること」だそうです。
例えば「鼻に黒い点がある三毛猫を探しています」とか。
猫の写真は正面と横の2枚が良いそうです。

7. どうやって作りましょう?

ちなみにスマホの画像アプリでこんな感じにうまく加工できないでしょうか?
PCだったら、どうやったら誰でも簡単に作れますかね?
Photoshopなど使える人には簡単だと思うのですが、誰でも作れるようにとなると…なるべく無料で良いツールやアプリをご存じの方がいらっしゃいましたら、お知恵をお借りできたら嬉しいです。
コメントお待ちしておりますm(_ _)m

もっとも、あれこれ悩むくらいならば、画像をプリントしたものを切り貼りして手書きの原本を作って、それをカラーコピーしたほうが早いかもしれないですね。

なるべく手間を掛けずに済むようなやりやすい方法で作るか、得意な人が身近にいればお願いして作ってもらいましょう。

ポスターチラシの印刷と屋外に貼るときの注意

1. カラーコピーか印刷したものを使う

家庭用のプリンタで印刷したものは屋外では使えません。
一般的な家庭用のプリンタはインクが染料系(水性インク)なので、印刷面が水に流れてしまいすぐにダメになってしまいます。
パソコンなどで自作したデータを使う時は、プリントアウトしたものをカラーコピーすれば濡れても色落ちしませんので、そのまま貼れます。

最近のコンビニのコピー機はPDFデータをプリント出来ますが、フルカラーだとカラーコピーより値段が高いです。

ポスターチラシにビニール袋やクリアファイルをかぶせて屋外に掲示するという方法はオススメできません。
雨が降らなくても夜露などでも中が湿気で滲んでしまい、結局見苦しくなってしまいます。
手間とコストを掛けた割にすぐ汚くなってしまうので意味ないです。

カラーコピーしたものをを何も被せないで貼った方がずっと見やすく、メンテナンスも簡単です。
ラミネート加工は良いとは思いますが、コスパが悪い上に手間もかかります。

2. ネット印刷を利用することも検討してみる

もしネット印刷など利用するのであれば貼り紙に使えます。
新聞の折込チラシと同様の品質なので印刷面が水に流れることはありません。

例えばこちらの「ラクスル」↓↓↓
チラシ1枚1.1円~ 激安印刷通販のラクスル[raksul]

チラシ印刷は10部からでも出来ますが、枚数が少なく、出荷までの日数を急ぐほど単価が高くなるシステムです。

例えばA4サイズ100枚で受付日から1営業日後の出荷の場合では、おそらく単価25円程度で出来ますので、カラーコピーを取るよりも安くなります。

自分でコンビニなどへカラーコピーを取りに行くか、ネット印刷で注文するかは、費用対効果を考えて決めれば良いと思います。

3. ポスターチラシは自分の胸の高さくらいに貼る

主に、猫がいそうな場所周辺の通行人や住民の目につきやすいところに貼ります。

通りすがりの人の目につきやすそうなところで、自分(大人)の目線の高さより低めの位置が良いようです。
やや低い位置に貼るのは、近所を歩く子供やお年寄りにも見てもらいやすくするためです。
子供たちやお年寄りは近所の猫や犬をよく知っています。

4.布ガムテープがオススメ

布ガムテープを手で小さくちぎり、四隅に斜めに引っ張るように貼り付けると効率が良く、風雨にも比較的耐えてはがれにくいようです。

こんな感じです。↓↓↓
迷い猫捜索用ポスターチラシの貼り方

5. 電柱への貼り紙は違法

ちなみに勝手に電柱に貼り紙することは違法行為なのですが…
営利目的ではないので大抵の場合は黙認されているようです。

周辺住民の方々も大目に見てくださる事が多いようですが、本当はダメなんだということは頭に入れておいてください。

猫ちゃんが見つかったら、貼ったチラシは速やかに剥がしに行きます。

私は猫探しのポスターを貼って誰かに注意されたり、苦情の電話が来たりと言ったことはありませんでした。
しかし絶対叱られないとは言い切れません。
その点では覚悟を持つしかないと思っていました。

それでも猫ちゃんを見つけたかったら、すぐにポスターチラシを貼ってください。貼るしかありません。

「目撃情報を得て、居場所を特定すること」これが一番大事です。
捜索の決め手はチラシやポスターです。

どこにいるかあてもなく探し回るのは、効率が悪すぎます。
猫は「呼んでも出てこない」のが基本です。
呼んで出てくればいいのですが、なかなかそうはいきません。
それらしい場所を自分一人で24時間見張ることも不可能です。

まず居場所を絞り込んで、ここにいると分かったら、次にどうやって保護するか?を考えて実行しなくてはなりません。

実際ポスターを貼っているとその作業の合間にも、その後数時間も経たないうちにも数件の「似た猫がいる」というようなお電話を頂くこともありました。

いただいた情報から、それが探している猫なのかどうか片っ端からどんどん確かめて行けばよいし、違う猫だとわかれば次に移ることが出来るのです。
気にしてくださる方は、飼い主が思っている以上に多くいますよ。

ポスティングや手渡しで使うチラシについては、A4サイズで作れるひな型を公開しています。
実際にちゃぶこを捜索して見つけた時に使用した現物です。
こちらの記事をご覧ください。
↓↓↓
迷い猫捜索用チラシ 無料Excelテンプレート使ってください

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