ちゃぶろぐ

飼い猫を迷い猫にしないために① 猫の首輪と迷子札の重要性

飼い猫が迷子になって痛感したことは、ちゃんとした首輪と迷子札をつけてあげるべきだったということです。
首輪と迷子札さえつけていれば、かなりの確率で早期に発見出来て、長引かずに済んだことでしょう。

ちゃぶこが迷い猫になった当時は、髪を結ぶための薄ピンク色の太いゴムを首輪代わりにつけていました。
当時は、猫に硬い首輪をつけるのが忍びないという風に勘違いしていたためです。

ちゃぶこを捕獲した人物は、自作の箱罠にかかったちゃぶこをそのまま車で運び、遺棄しました。
猫に触っていないので髪ゴムの首輪はついたままだったはずです。

しかし髪ゴムでは毛に埋まってしまい目立たず、連絡先も書いていなかったので首輪をしている意味がほとんどなかったと思われます。

避妊手術を受けた際に首の後ろにマイクロチップを入れていましたが、これは見た目には全くわからないので捜索時の手助けにはなりませんでした。
※マイクロチップについてはまた改めてお話させていただきたいと思います。

もしあなたが猫を飼っていて、普段猫の脱走には十分気をつけて万全な対策をしていたとしても、脱走されることが100%ないと言い切れるでしょうか。

猫に首輪を付けるのは、単なるファッションなどではありません。
一番大切な目的は、迷い猫になってしまった時に備えること。
首輪をしていることで、猫を見た人に飼い猫であるとわかってもらうためです。

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飼い猫には必ず首輪と迷子札をつけよう

あなたの大切な猫ちゃんに、首輪と迷子札をつけてあげてください。
万が一迷い猫になった時に探し出すためには、首輪をしていることが一番役に立ちます。

飼い猫には首輪と迷子札をつけよう

実は私は、以前は猫に首輪をつけることに抵抗がありました。

犬のようにリードを付けて散歩させるわけではないのに首輪をする必要があるの?
身体を毛繕いするのにも邪魔そうだし、狭いところに入ったりしてどこかに引っかかってしまったら危ないんじゃないの?
まして首元に鈴がチリンチリンしてたらうるさくてかわいそう、と思っていました。

でも、飼い猫が人の手で連れ去られ帰ってこれないような場所に棄てられ、探し回った経験の中で考えを改めました。

万が一猫が迷子になったり行方不明になった場合でも、首輪をつけていれば他の人が見た時にもひと目で飼い猫だとわかりますし、記憶にも残ります。
首輪をしていない猫は、知らない人が見た時に飼い猫か野良猫か区別がつかないでしょう。

探す際に「こんな首輪をしている」という事を周辺にお知らせすることで、目撃情報を集めて猫ちゃんにたどり着ける確率が大幅にアップします。

首輪には迷子札もつけてください。
猫ちゃんを保護してくれた人がいた場合に、直接連絡してもらえます。
私は自作の迷子札に、猫の名前と電話番号を記載しています。

迷子札は首輪にぶら下げていて、ご飯を食べている時はカチャンカチャンと餌入れのお皿に当たる音がします。
ちょっと邪魔だろうかとも思いましたが、カチャンカチャンと音がする時は食べているとわかるので行動が把握できていいかもしれません。
我が家の猫たちは迷子札がついていることに特にストレスを感じていないようです。

中には首輪を嫌がったり怖がったりする猫ちゃんもいるようです。
嫌がるかどうかは猫の個性によるところが大きいと思いますが、なるべく幼いうちから慣れさせてあげるのが良いと思います。

以前、地震で驚いた猫ちゃんが家から脱走してしまい帰ってこないといった事例を拝見しました。
震度5の横揺れで窓が少し開いてしまい、その隙間から飛び出してしまったのだそうです。

普段完全室内飼いにしている猫が脱走すると、外でパニックになってしまい、自力で帰れず大変なことになってしまいます。

出入り自由な猫ちゃんの場合にももちろん首輪と迷子札が必要です。
いつもちゃんと帰ってくるからと思っていても、外には危険がいっぱいです。

事故にあったり、ケガをしたり、何かの理由で誰かに保護される事もあり得ます。
万が一に備えて、迷い猫になることを防止するために普段から首輪に連絡先を書いた迷子札をつけてあげてください。

何かのアクシデントで猫が迷子になる危険は常にあるのです。
「飼い猫には必ず首輪と迷子札をつける」というのがスタンダードになって欲しいと感じています。

猫の首輪選びや迷子札については、次の記事をご覧ください。
↓↓↓
飼い猫を迷い猫にしないために② 猫の首輪の選び方

※猫は室内飼いにしてあげるのが一番良いと承知していますが、この記事は放し飼いの是非について語るものではありません。

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